アジア人の鼻形成術と鼻修正手術を扱う国際教育プログラム
ザ・プラス美容外科のキム・テッキュン院長が、2026年5月7日・8日にシンガポール総合病院のAcademiaで開催されたIFAASマスタークラスに、公式講師として参加しました。
今回のテーマは「Asian Rhinoplasty & Management of Its Complication」で、アジア人の鼻形成術や術後に起こり得る問題への対応、鼻修正手術に必要なアプローチを集中的に取り上げました。
IFAASは、医師を対象に美容形成分野の知識や手技を教育する国際プログラムです。今回のコースには、複数の国から形成外科医が参加しました。
アジア人の鼻形成術は何が違うのでしょうか
アジア人の鼻には大きな個人差がありますが、鼻先の軟骨の形や大きさ、皮膚・軟部組織の厚さ、鼻筋の高さ、鼻中隔の発達の程度などが、欧米人の鼻とは異なる場合があります。
そのため、単に鼻筋を高くするだけでなく、顔全体の比率、鼻先の支持力、鼻孔と鼻柱の関係、鼻の機能を併せて分析することが重要です。
同じ手術方法をすべての患者様に一律に適用することはできないため、術前の正確な診断と個別の計画が必要になります。
オープン法・クローズ法の鼻形成術から合併症への対応まで
今回のマスタークラスでは、オープン法とクローズ法の違い、軟骨の採取・加工・固定方法、鼻先の形成、鼻筋の修正、小鼻や鼻の基部を調整する方法などが取り上げられました。
また、インプラントの露出、鼻の左右差、鼻づまりに関係することのある鼻弁の問題、鼻の曲がり、術後の変形など、鼻形成術後に起こり得るさまざまな問題の原因と対応方法も教育内容に含まれていました。
キム院長は、シンガポールのテレンス・ゴー医師とともに、講義、段階的な解剖実演、実習指導を行いました。
合併症の低減につなげる解剖学的理解
鼻形成術は、小さな部位の中で、骨や軟骨、血管、皮膚、粘膜など、複数の組織を扱う手術です。
特に鼻修正手術では、以前の手術によって組織の状態が変化していたり、瘢痕組織が形成されていたりするため、初回の手術よりも細かな分析が必要になる場合があります。
ザ・プラス美容外科は、手術方法を繰り返すだけでなく、鼻の構造と機能、過去の手術歴、現在の組織の状態を総合的に確認する診療を重視しています。
今後も、国際的な教育や学術交流を通じて蓄積した知識を、患者様の安全性を高める診療につなげられるよう努めてまいります。








